頭痛

頭痛に鍼灸施術が有効であることをご存知でしたか?藤沢市方面で頭痛に強い鍼灸院をお探しなら,まず当院へご相談ください。

ごまかしと放置が悪化を招く

 頭痛は脳が助けてほしいと出すシグナルでもあります。忙しさのあまり頭痛薬でごまかしていると刺激に敏感な「興奮しやすい脳」になってしまいます。
 生命にかかわるものを除いて,慢性的な頭痛はほとんどが「片頭痛」と「緊張性頭痛」によるものです。ときには両者が混在する「混合型頭痛」もよくみられます。

  • 片頭痛は「脳のショート寸前信号」
  • 緊張性頭痛は「脳とからだのバテバテ信号」
  • 頭痛に対する鍼灸でのアプローチ
  • 頭痛に対する日常での養生法

ここでは「片頭痛」と「緊張性頭痛」に対する,鍼灸施術と日常の養生法をご紹介します。

片頭痛

 心臓のパクパクにあわせてズキンズキンと脈打つ頭痛です。まぶしい光や音などの外からの刺激によって起きたり悪化することが多く,周囲のささいな変化に神経質な人や頭の回転のよい人にみられます。「頑張りすぎた脳が出すショート寸前信号」です。

片頭痛の症状と特徴

片頭痛という割にはいつも片側だけとは限りません。

  • 片側だけではなく,両側や頭の前側が痛みます
  • 後頭部や頭全体に痛みが現れることがあります
  • おもにこめかみから目にかけてズキンズキンと脈打つような痛みが特徴です

吐き気を伴うことが多く,実際に吐いてしまったりなど日常生活に支障が出ることがあります。
また予期せぬときに頭痛が起きたりします。

  • 1か月に1~2回ほど現れます
  • 多い時は1週間に1~2回も現れる時があります
  • 発作がはじまると4時間から2~3日続きます
  • 急に痛み出したり夜間の睡眠中に痛み出したりします
  • 生理前後だったり,決まって週末に起きる人もいます

また頭痛が起きる前ぶれ(前兆)があるのも片頭痛の特徴です

  • 目の前にきらきらと光るギザギザ模様が見えます
  • 頭の皮膚がピリピリしたり,顔・腕・脚などのちくちく感があったりします
  • 発作の数時間から1~2日前に首や肩のこり,生あくびなどがみられることがあります
  • 吐き気がしたりまぶしい光や音,においに敏感になります

どんな人がなりやすい

仕事で頭をよく使う人や物事に神経質なタイプの人に多く見られます。

  • 20~40代の女性に多いです
  • ささいな刺激や周囲の変化に敏感な人
  • 脳の働きが活発な「頭の回転が速い人」
  • ちょっとした変化に対して頭の特定の部位が反応する「敏感な脳」の持ち主

原因になるものや悪化させるもの

外から受ける刺激によることが多くみられます。

  • 光や音,においなどの外界からの刺激
  • 赤ワインやチョコレートなどの飲食物
  • お風呂に入るなどからだが温まったりするとひどくなります
  • 頭痛中にからだを動かすなどをして頭の位置をかえると痛みがひどくなります
  • 歩いたりしゃがんだり,階段ののぼりおりのような日常動作で悪化することがあります
  • 睡眠不足や反対に寝すぎ,疲労,ストレス,月経などが原因のときもあります

緊張性頭痛

 重だるいだらだらと続く痛みで,疲労が溜まりはじめる午後から夕方にかけて増します。あまりからだを動かさない習慣にある人によくみられ,日常生活に支障をきたすことはさほどありません。「疲れた脳とからだが出すバテバテ信号」です。

緊張性頭痛の症状と特徴

片頭痛のようにズキンズキンとするのではなく,重だるく締め付けるような頭痛です。

  • 頭の両側や後頭部から首にかけて痛んだり
  • 頭全体が締め付けられるような,圧迫されるような痛んだりします
  • また頭が重く感じる時もあります。

痛みの出現がはっきりせず,急にくるというよりはじわじわという感じです。

  • 毎日あるいはたまに起こり,30分から1週間続くこともあります
  • 痛みのはじまりがはっきりせず,いつの間にか頭痛になっていることがあります
  • 午後から夕方にかけて痛みが増していき,ダラダラと続くます
  • デスクワークなど長時間同じ姿勢で続けたあとに頭痛がきます

肩や首のひどいコリと頭痛がセットになっています。そのため肩こりのときと似たような症状をともなうことが多いです。

  • 眼精疲労
  • ふわふわするめまい
  • 全身のだるさ

頭のまわり,肩から背中にかけての筋肉の緊張によって血管が収縮し,血液の流れが悪くなることによって頭痛がが生じます。

  • うつ向き姿勢にならないよう気をつけると改善します
  • 軽いストレッチなどからだを動かすと,痛みがやわらぎます
  • お風呂に入るなど温まってくると楽になります

どんな人がなりやすい

日頃から運動する習慣がないなど,あまりアクティブでない人にみられます。

  • なで肩で姿勢の悪い人
  • 日頃からの運動不足
  • 冷えやすい,冷え性の人
  • 神経質でよく緊張する人
  • ストレスを溜めこみやすくネガティブ思考の持ち主
  • 気分転換が上手にできない人

原因になるものや悪化させるもの

家事や仕事によって疲れてくる午後になって起こってくる傾向にあります。

  • パソコンやスマホなどの長時間の作業
  • 悪い姿勢
  • 運動不足
  • からだを冷やす
  • 悩み事やくよくよする精神的ストレス

頭痛に対する鍼灸のアプローチ

 片頭痛や緊張性頭痛といった生命にかかわらない慢性頭痛は鍼灸の得意ジャンルの一つです。慢性頭痛の場合,ほとんどがこの2つのうちのどちらかなのですが臨床経験では混合型が多い気がします。まず問診によってあなたの頭痛の特徴をつかんでから施術方法を組み立てます。

  1. 頭の痛い部分は?
  2. どのような痛みの質か?
  3. からだを動かすと楽になるか,ひどくなるか?
  4. 頭痛にともなうほかの症状はあるか?
  5. 頭痛の出現頻度は?
  6. 1日の時間帯など,いつごろ痛みはじめるか?
  7. お風呂などからだが温まると楽になるか,ひどくなるか?
  8. 頭痛の前ぶれを何か感じることがあるか?

施術は鍼施術が中心になります。

  • 頭髪部,おでこやこめかみなどのズキンズキンと痛むところを細い鍼で浅く打つ
  • 後頭部や首のコリを探して鍼をする
  • 首~肩のラインにあるコリを探す,特に吐き気を伴うときに効果がある
  • 左右の肩甲骨の間のコリに鍼をすると肩が広がった感じがして呼吸が楽になる
  • 温灸やホットストーンでからだを温める
  • お風呂などでひどくなる方にはあまり強く温めないようにする

 施術後は日常生活での注意することなどをアドバイスをして終了とします。9割がた改善できれば様子を見るにとどまりますが,ひどい場合は一度でなかなかとりきれないので次回来院のお約束をして改善をめざします(2,3日~1週間後を目安に来院していただきます)。

頭痛に対する日常での養生

 私は「片頭痛とは,脳が頑張りすぎてショートしそうになる寸前にでる信号」で「緊張性頭痛とは,脳とからだがバテバテになる寸前にでる信号」と考えています。
 したがって脳とからだをいかに休ませてあげるかがポイントになります。

  • 規則正しい睡眠と,スマホやテレビなど光や音など刺激するものを長時間しない
  • はやく休んで疲労からからだを回復させる
  • 体調のすぐれているときに運動をとりいれて体力や筋力をつける
  • お風呂はそのときの体調にあわせて,ゆっくり浸かるかサッと上がるか
  • 頭痛を誘因しそうな飲食物は避けるか,体調のよいときにするか

などとくに難しいものはありません。あなたの頭痛の特徴をあなた自身がはやく把握することで,頭痛と上手につきあうことができます。

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